I LOVE YOU
じつは 月曜日の夜、マイケルの親戚の方のお通夜がありました。
具合が悪い事は前から知らされていたのですが、私もマイケルも、そして一族の誰もが大好きな叔母さんオリビアとゲイルの『お母さん』が亡くなられたのです。
(前にも言いましたが、マイケル、ものすごいでかいファミリーで・・・従兄弟だけでも7,80人います)
オリビアはホテルのハウスキーピングの就職を助けてくれました。そしてお姉さんのゲイルは毎年クリスマスにパーティーを開き、マイケルも、私の事までも大事にしてくれる明るくて優しいおばさん。
私にとっても、マイケルにとっても大事な2人です。(ゲイルの旦那さんティオ叔父さんは家のデッキを作ってくれた人です。)
始めてカナダを訪れた2000年の冬のクリスマス、日本から来た私を大歓迎して迎えてくれたゲイル、その時以来、会うたび私の両手を取って『元気にしていた?』と覚えて声をかけてくれた彼女達のお母さん
お通夜の会場の奥には、元気だった頃と変わらない姿のお母さんが棺に横たわり、その前では、直続の家族が全員、一列に並んで、弔問客を迎えていますが、全員、お悔やみの言葉とともに、ハグとキスをしていくんですね。
あたしは、もうオリビアとゲイルの泣いている姿を見ただけで、息ができないくらい泣けてきちゃって、私を見たマイケルが今度は泣いてしまうっていう悪循環。
ハグをしに行き、あたしの顔を見たとたんにオリビアが
『 Σ( ̄□ ̄!)Maki!! 来てくれたのぉぉぉお?!おおおーーーん』 といって大号泣しだしたんで、あたしも号泣してしまいました。
昔は、誰かが泣いたり、悲しんだりしているのを見ても、これほど心が動かなかった。若くて、優しさとか人の気持ちとか、わからなかった時もあった。
今は、大事な人たちが、悲しんだり泣いているのを見ると自分の胸が叩かれたように痛くなります。
テレビで悲しい出来事を見ても、胸が痛い・・・・知らなくてはいけない現実と言うのもあるけど
やっぱり自分はそんなに強い人間ではないのです。歳をとったからでしょうかね
大切な人たちが、悲しむ姿は見たくないなあ・・・
日本にいたら・・・日本人だったら・・・日本語だったら、もっと気の休まる言葉をいえたんだろうか?
ああ、なんにもしてあげられないんだなあと、むなしかった夜。
本当に、何も出来なくて、言えなくて・・・『I love You』 とオリビアとゲイルに言うのが精一杯でした。
メッセージ、お手紙、その他、こちらからも!
言葉に出さなくとも、人と人は通じ合えるものだよ。言葉以上に多くをつたえられたはずた。
こういう時に本当に何を言っていいのか分かりませんが、7~80人の従兄弟がおられる事、とてもうらやましく感じました。
I love you
大切な人が亡くなる度に、「もう会えないんだ・・」とどうしようもない気持ちが襲ってきます。だからこそ後悔しないように、大切な人に言ってあげたい事、してあげたい事、ちゃんと伝えるようにしなきゃ・・と思うけど。なかなかね。
でも、Monyoさんの気持ちは充分伝わったと思うよ。
ありがとうございます。そうですね。感じてもらえたでしょうかねえ・・・
ところで、タイタスは、結構ことばがわかるんですよ。管理人さんの事を話しておきましょう。大きいボールと小さいボールの違いもちゃんとわかるんですから!
そうかな。何か言ってあげたかったんだけどね、泣いちゃって泣いちゃってねーでも、ハグした時の力の強さが、ああ、つらいよなあってわかるくらいだったよ
これはお通夜だったんですけど、お葬式になると棺を地中に埋めるじゃないですか。。。それもつらい。正式なお葬式はまだ経験がないのですけど、できれば。。。まだまだ経験したくはないですね
7,80人とかだと、もう覚えられないですよ、時々COSTCOとかで挨拶してて、誰?って聞くと、従兄弟って言う時多いです
会えない、触れられないってつらいよね。でも、こういう『もう会えない』とか、喪失感とか、そういうのを目の辺りにして人が悲しんでいるのを見る事がこんなにも辛いって、若い頃にはなかったなあ。ハグした時の、力がすごく強くて、ああ・・・・辛いんだって本当に思ったよ
歳をとると、こういう機会が増えてくるんですね・・・自分がしっかりして支えてあげられるようにならないとだめですねぇ、難しいけど。
そう、大体の人数は70人から80人だそうですけど、これは従兄弟だけ・・・F家族全体では200人くらいになるそうですよ・・・・(汗)
愛するひととを亡くす悲しみは、世界の誰にでも共通の痛みですね…
今年は震災もあって、そういうことを深く考える一年でもありました。
たくさんのご家族に囲まれて、天国に旅立たれたこと、きっと幸せだったと思います。
心からご冥福をお祈りいたします。
そうですね、震災でなく亡くなられた方も、身内をなくされた方も、大変な思いをされたんですよね。それを考えれば彼女は大往生でした。
痛みだけに思いをおかずに、これからの彼女達を思って応援していきます。